OneFormaへの登録や本人確認、支払い設定を終え、ようやく実際の案件へ応募できるところまで進みました。
登録までの流れについては前の記事で紹介しましたが、OneFormaは登録が完了すればすぐに仕事ができるというわけではありません。
実際にいくつかの案件へ応募してみると、案件によっては専用アカウントの準備や、作業ルールを確認するための研修、認定試験などが用意されていました。
今回は、OneFormaで実際に案件へ応募して分かった認定試験の仕組みや、私が挑戦した案件で経験したことを紹介します。
※募集されている案件や仕事の割り当て状況は、時期やそれぞれの経験・条件によって変わるものだと思います。
求人に記載されている仕事内容や報酬、登録方法なども、今後変更される可能性があります。
そのため、「必ずこうなる」というものではなく、私が利用した時点での一つの体験談として読んでいただければと思います。
なお、契約内容やプロジェクト内部の情報、テスト・タスク等の詳細については記載していません。
案件のための認定試験
OneFormaにはさまざまな案件がありますが、応募すればすぐ作業開始というものばかりではありません。
案件によっては、仕事に必要な知識を確認するための認定試験があります。
私もいくつかの日本語の文字起こしの案件や、AIの評価に関する案件に挑戦し、2つほど合格しました。
試験には制限時間や合格基準が設定されており、資料をしっかり読んでルールを知る必要があります。
案件を行う上での注意
案件ごとにルールは変わってきますが、少しご紹介します。
1タスクの時間(目安)について
案件によっては、1タスクあたりの作業時間の目安が設定されていました。音声の長さや内容、難易度などによって変わると説明されています。
時給制ですが、承認された作業時間をもとに報酬が計算される仕組みとのこと。
1日に請求できる時間には上限があり、一定時間を超えた作業は請求対象外となることも記載されていました。
「パソコンの前にいた時間=すべて報酬になる」というわけではなさそうなので、このあたりは実際に作業する際に注意したいところです。
タスクは毎日必ずあるわけではない
タスクは定期的に公開されるものの、基本的には先着順で、案件の量も時期や言語などによって変動するようです。そのため、
「契約まで進んだから毎日○時間働ける」
という保証がある仕事ではありません。
海外のAI関連案件ではよくあることですが、仕事量が安定しない可能性は考えておいた方がよさそうです。
私はこれまでにも、登録や試験まで進んでもタスクがなかなか来なかったサービスを経験しているので、この部分については実際にどの程度仕事ができるのかを見ていきたいと思います。
AIツールを使って作業するのは禁止
私が確認した案件では、作業者側がAIに判断させたり、自動文字起こしを利用したりすることは禁止されていました。
あくまでも自分で音声を聞き、人間が判断して作業する必要があります。
とある案件①Microsoft関連のもの
支払い設定が終わり、ようやくプロジェクトへの応募を進められると思ったのですが、今度はMicrosoftアカウントの入力が必要になりました。
画面には、有効なMicrosoftアカウントの例として、
「○○@outlook.com」
「○○@hotmail.com」
などが表示されていました。
私はもともとGmailのメールアドレスをMicrosoftアカウントとして使用していました。実際、そのGmailアドレスでMicrosoft公式サイトへログインすることもできます。そのため最初は、そのGmailアドレスを入力しました。
ところがOneForma側では「有効なMicrosoftアカウントを入力してください」と表示され、先へ進むことができませんでした。
Outlookのアドレスを追加
Microsoftアカウントの設定を確認し、同じMicrosoftアカウントに「@outlook.jp」の新しいメールアドレスを追加しました。
これはMicrosoftアカウントをもう一つ新規作成したというより、現在使っているMicrosoftアカウントに新しいユーザー名(エイリアス)を追加した形です。
元のGmailアドレスはそのまま残し、新しく作ったOutlookのアドレスも同じMicrosoftアカウントへのサインインに利用できます。そして、この新しく作ったOutlookのアドレスをOneForma側に入力してみると、今度は先へ進むことができました。
ここもかなり分かりにくく、何度も「何が違うんだろう?」と悩みました。
認定試験
Microsoftアカウントの登録まで終えると、次は資格認定のステップへ進みました。
試験によってそれぞれ問題数や合格点(スコア)が設定されています。
ここまで来るまでにPayoneerやMicrosoftアカウントでかなり苦戦したので、「ようやく試験まで来た」という感じでした。
トラブルと不合格…
ある認定試験を開始したところ、本来表示されるはずの問題がうまく表示されませんでした。
画面には「ここにあなたの回答を書いてください。」というような入力部分だけが表示され、肝心の問題文をきちんと確認できない状態でした。
最初は翻訳表示の影響なのかと思い、ページを更新してみたのですが、今度はエラーになってしまいました。
そして、もう一度試験を開いたところ、受験可能回数が1回減っていました。
今回の試験は受験できる回数が決まっていたため、問題に回答することすらできなかった最初の1回が「失敗」として消費されてしまったのはかなり痛かったです。その後、残っている受験回数で改めて試験に挑戦しました。
今度は問題を確認しながら進めることができましたが、最終的には必要な合格点に届かず、認定試験は不合格となりました。
Payoneerを登録するところから始まり、SMS認証で止まり、Microsoftアカウントでも止まり、ようやくここまでたどり着いたので、結果を見たときはかなりショックでした。
特に、最初の1回を表示トラブルのような形で消費してしまったこともあり、「もう少し挑戦できたら……」という悔しさも残りました。
ただ、残りの回数でも合格できなかったのは事実なので、今回はここで終了することにしました。
別の案件に応募する時にルールや契約書の確認ができることを知ったのですが、Microsoftのこの案件に挑戦する時には、サイトの誤訳の影響か何かか…。認定試験を受ける前にルールを確認できずにいました。
今思うとすごくもったいないチャレンジでした。
とある案件②音声関連のもの
こちらは日本語の音声関連のAIの仕事です。
※案件の詳細・応募に進むと、この仕事に関するルールや契約書を確認することができます。
仕事内容を確認してみると、単純に音声を文字に起こしていく仕事とは少し違いました。
ユーザーと音声アシスタントのやり取りを聞きながらルール通りに区切っていく作業です。
細かいルールがいくつもあるため、日本語を理解できることだけではなく、会話の流れや意図を正確に判断できることです。
私は英語については翻訳ツールにかなり助けてもらっていますが、実際に確認する音声は日本語案件なので、その点では挑戦しやすそうだと感じました。
ただ、ルールや契約書の情報量が非常に多いんです。決められたルール通りにやればいいのですが、しっかり時間をかけて読み込む必要があります。
きちんと理解できているかは、認定試験の合格に影響してくるので慌てずに見る必要があります。
認定試験
ルールを読んでしっかり覚えたら、認定試験に進みます。案件ごとに問題数、合格点は変わってきます。
実際の仕事をする場合を想定して…
「この場合はどんな選択をするか」
「このケースなら答えは?」
といったように、選択式で問題が出てきます。資料を見ながら試験を進めることはできますが、制限時間はあるのでのんびりはできません。
品質が求められるので、たくさん作業すること以上に、「正確に判断すること」が重要な案件のようです。
試験結果は「合格」または「不合格」…とスコアが表示されるのですが、どの問題で間違えたのかが確認できなかったのが残念でした。
合格しても待ちが長い
ようやく合格できた案件が2つに。
「日本語の仕事がこれでできる。」
「毎日は案件が無くても、少しでも取り組みたい」
と思いながら数日待ってみました。
ところが、その後も変化は無く、始まる様子はありませんでした。
「試験に合格できてやっと…!」と喜んでいた分、仕事が始まらないことが正直悲しかったです。
待つしかないので仕方がありませんが、時々新しい案件がダッシュボードに追加されているのでこちらもチェックしながら挑戦することにしました。
案件の応募で感じたこと
OneFormaで実際にいくつかの案件へ応募してみて、登録が完了してから実際の仕事にたどり着くまでにも、思っていた以上にいくつもの段階があることが分かりました。
案件によっては専用アカウントの準備が必要だったり、細かなルールを読み込んで認定試験に合格する必要があったりします。私の場合はPayoneerやMicrosoftアカウントの準備にもかなり苦戦し、「やっと試験まで来た」と思うまでにも時間がかかりました。
認定試験では、問題がうまく表示されず受験回数を1回消費してしまったこともあります。また、別の案件へ応募したことで、試験前に確認できるルールや資料がある場合も知りました。
案件によって進め方は異なると思いますが、試験を始める前に確認できる資料がないか探し、焦らず手順を確認してから進めることは大切だと感じています。
一方で、日本語の音声関連など、認定試験に合格できた案件も2つありました。
「これでようやく仕事ができる」と期待していたのですが、合格から数日経っても仕事が始まる様子はありませんでした。
時間をかけてルールを読み、試験にも合格しただけに、仕事ができないことには正直かなり落ち込みました。
今回の経験から、認定試験に合格したからといって、すぐにタスクを受けられるとは限らないことが分かりました。
海外のAI関連の仕事は、募集状況や言語、タイミングなどによって仕事量が変わることがあります。そのため、ひとつの案件だけを待つのではなく、ダッシュボードを時々確認しながら、自分にできそうな案件があれば挑戦していくのがよさそうです。
登録から認定試験まで進みましたが、まだOneFormaで実際に仕事をして報酬を受け取るところまでは進めていません。
今後、合格した案件でタスクが始まったり、新しい動きがあったりした場合には、その後の経過についても紹介していきたいと思います。
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