音声の録音や文字起こしの仕事ができるという「Babel Audio」に興味を持ち、実際に登録してみました。
今回は、登録からテスト、実際に案件へ参加して感じたことまで、私自身の体験をもとに紹介します。
『日本語を録音して収益を得られる』という点にひかれて登録しました。しかし、私が参加できたのは文字起こし案件のみで、最終的には早い段階で退会することを選びました。
※契約内容やテストの詳細、案件の具体的な内容については公開できないため、この記事では体験談を中心にまとめています。
Babel Audioの登録・テスト
まずは、画面の案内に従って名前や住所などを入力し、登録を進めました。基本的に英語の案内なので、私はブラウザの翻訳機能を使いながら内容を確認していきました。
登録自体は進められたのですが、あとから登録情報を見直すと、名前の漢字が違う表記になっていました。
たとえば「山田花子」と入力したつもりが、「山田華子」のように、似ているけれど違う漢字になっているような状態です。
名前はローマ字で入力していたので、自動で変換されたのか漢字表記だけが違っていました。
「本人確認や支払い情報の登録に影響があるのでは?」と心配になり、メールで問い合わせをしてみました。
すると、1時間ほどで回答があり、漢字が違っていても問題はないので、そのまま手続きを続けて大丈夫とのことでした。
返信が早かったので、その点は安心できました。
登録後は、音声や文字起こしのテストへ進みます。
翻訳機能でつまずいた文字起こしテスト
特に苦戦したのが、文字起こしのテストです。
英語のページをブラウザ翻訳しながら進めていたのですが、何度やっても正しく進めることができませんでした。どこでつまずいているのか分からず、「自分には難しいのかも…」と感じ、そのまま一度手続きを中断しました。
数日後、もう一度挑戦しようと思って進めた時に、ようやく原因に気付きました。
それが、ブラウザの翻訳機能です。
別の海外案件でも、ブラウザ翻訳によって表示が変わってしまったことがあったのですが、今回も同じような状態になっていました。
PC画面のページを更新し、翻訳なしの英語表示を改めて確認。その画面をスマホの翻訳アプリで読み込んで確認してみると、文字起こしに必要な記号が、ブラウザで翻訳したときの表示とはまったく違うものになっていました。
例:本当は☆マークを入力するべきなのに、ブラウザの翻訳(誤訳)後は、△マークの表示という説明がされていたなど。
「もっと早く気付けばよかった」と思いました。
時間はかかりましたが、翻訳なしの画面で確認しながらゆっくり進めたところ、無事に文字起こしテストをクリアすることができました。
海外サービスでは翻訳機能がとても便利ですが、テストや入力画面では、翻訳によって表示が変わってしまうこともあるのだと感じました。
音声チェックと録音環境
音声チェックも行いました。
最初に、使用しているマイクやヘッドフォンを確認し、実際に声を出して録音できるかを試します。
私は最初、ワイヤレスマイクを使ってみましたが、私の環境では認識されず、エラーになってしまいました。
パソコンの内蔵マイクでも進めることはできましたが、雑音を拾いやすい印象がありました。
ちょうど別の用途でも使う予定があったため、USBマイクを購入し、改めて挑戦したところ、問題なく進めることができました。
音声チェックでは、Wi-Fiの接続が弱いことを指摘されたり、マイクの調整をするように表示されたりすることもありました。また、何度か再確認をしたうちの一度、外を走る車の音が入ってしまった時には、環境音が入っていると指摘されました。
自分ではそれほど大きな音に感じていなくても、録音チェックではしっかり反映されるようです。
私が住んでいるのは戸建て住宅なので、比較的静かな環境だと思っていました。それでも、家の前を車が続けて通ったり、鳥の鳴き声が入ったりすることで、環境音として指摘される場面がありました。
もちろん環境によって感じ方は異なると思いますが、思っていた以上に録音環境には気を使う必要があると感じました。
文字起こし案件に参加して感じたこと
テストを終えると、ダッシュボードから文字起こし案件へ参加できるようになりました。
私としては、できれば音声の読み上げや録音の案件に参加したいと思っていたのですが、私のダッシュボードに表示されていたのは文字起こし案件のみでした。
私が始めた頃は、案件は1日に3件ほどでした。作業時間は5〜10分程度で、報酬は1件あたり約0.7ドルでした。
この文字起こし案件には細かなルールがあり、そのルールに沿って入力する必要がありました。
ガイドラインを見ながら詳しいルールを確認できるのですが、実際の作業では「ここはどう判断すればいいのだろう?」と迷う場面も少なくありませんでした。
作業後には品質チェックが行われ、改善点も共有されます。
質問をした際には比較的早く回答をいただけたので、サポート体制はとてもしっかりしていると感じました。品質を維持するために、細かな運用が行われているのだと思います。
正確さが求められる仕事だからこそだと思いますが、覚えることは想像以上に多いという印象でした。
最終的に退会を選択
仕事内容が悪かったわけではありません。
しかし、たくさんある細かなルールを確認しながら作業を続けることが、私には難しいと感じてしまいました。
特に、「ルールの中のどれを適用すればよいのか?」を判断する部分で迷うことが多かったです。
「これで大丈夫だろう」と思って提出したものが、あとから間違いだったと分かることもありました。頑張って覚えようという気持ちよりも、焦りの方が大きくなってしまいました。
※私が参加した案件では、提出したものについて、後日訂正箇所を確認することができました。
もちろん、繰り返し取り組むことで慣れていく部分もあると思います。
私が参加した数日間は案件も継続的に入っており、1日に3〜5件ほど取り組める日もありました。
報酬としては、私の場合は1日あたり約300円ほどでしたが、慣れてくればもっと作業できるのかもしれません。
それでも、「この仕事を長く続けられるか」と考えた時に、私には自信を持って「はい」と答えることができませんでした。私自身には難しく感じたため、無理をして続けるよりも退会することを選びました。
私には少しハードルが高く感じましたが、Babel Audioはサポート体制が丁寧で、作業ルールもしっかり整えられているサービスだと感じました。
文字起こしの経験がある方や、細かなルールに沿ってコツコツ正確に作業することが得意な方には、向いている可能性があると思います。
合う・合わないは人によって違うため、興味がある方は、まずは登録やテストを通して、自分に合っているか確認してみるのもよいかもしれません。
