Outlier体験談②|スキルテスト合格後も案件なし…アカウント停止までの記録

アカウント停止通知

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前回の記事では、海外のAI関連プラットフォーム「Outlier」に登録し、スキルテストに挑戦したところから、再挑戦して合格するまでの体験を紹介しました。
無事にテストを通過。ここまで来れば、いよいよ実際の案件に取り組めるのではないかと期待していました。
その後もOutlierの画面をときどき確認していましたが、なかなか実際に取り組める案件にはつながりません。

そんな状態が2か月以上続いた2026年8月21日、Outlierからこれまでとは少し違う案内が届きました。
AndroidやiPhoneを利用したプロジェクトに関する案内です。「スマートフォンを使って参加できる案件なら、今度こそ挑戦できるかもしれない」と期待して端末チェックを行ったのですが、その日のうちに思いがけない展開となりました。

今回は、スキルテスト合格後から、最終的にOutlierの利用を終えることになったところまでを、実際の体験をもとにまとめます。

この記事は、私個人がOutlierを利用した際の体験をまとめたものです。私は日本語のスキルテストのみを受けた状態で利用していました。受けているスキルテストの種類や数、登録しているスキル、募集状況、利用するタイミングなどによって、表示される案件や参加できるプロジェクトは異なる可能性があります。そのため、この記事で紹介している案件数や待機期間、利用状況などは、あくまで私の場合の一例としてご覧ください。

前回の記事はこちら↓

目次

スキルテスト合格後も案件がない状態が2か月以上続く

前回の記事では、一度不合格になったスキルテストに再挑戦し、無事に合格できたところまでを紹介しました。最初のテストでは思うような結果にならなかったため、再挑戦で合格できたときには「これでようやく実際の仕事に進めるかもしれない」と期待していました。

しかし、実際にはテストに合格したからといって、すぐに案件が始まるわけではありませんでした。その後も定期的にOutlierへログインして確認していましたが、私が実際に取り組める案件はなかなか表示されません。

海外のAI関連プラットフォームでは、登録やテストを済ませても、その時点で自分に合ったプロジェクトがなければ仕事につながらないことがあります。そのことは理解していたものの、数週間、1か月と時間が過ぎていくと、「テストには合格したけれど、このまま何もできないのかな」と感じるようになりました。

Outlierからメールがまったく届かなかったわけではありません。ただ、私の場合、この期間に目にすることが多かったのは、実際に取り組める仕事の案内というより、友人などをOutlierへ紹介するリファラル関連の案内でした。

せっかくスキルテストまで合格したので、できれば一度は実際の案件に取り組んでみたいと思っていましたが、状況はなかなか変わりません。気がつけば、スキルテストに合格してから2か月以上が経過していました。

海外リモートの仕事をいくつか試していると、登録できたことやテストに合格できたこと自体は嬉しくても、それがそのまま収入につながるとは限らないことを実感します。Outlierについても、この頃には「案件が来たら挑戦しよう」くらいの気持ちで、ときどき状況を確認するようになっていました。

そんな中で届いたのが、これまでとは少し違うモバイル端末に関する案内でした。

Android・iPhoneを使ったプロジェクトの案内が届く

2026年8月21日、OutlierからAndroidスマートフォンやiPhoneを利用するプロジェクトに関する案内が届きました。内容は、モバイル端末を利用するプロジェクトを拡大しており、今後の機会に向けて、使用できるスマートフォンについて簡単なチェックを行ってほしいというものでした。

2か月以上ほとんど動きがなかったこともあり、このメールを見たときには「久しぶりに案件につながるかもしれない案内が来た」と少し期待しました。

実際にどのような仕事が用意されるのか、この時点では分かりません。それでも、普段使っているスマートフォンから参加できるプロジェクトであれば、パソコンの前に長時間いなければならない仕事より取り組みやすい可能性があります。これまでOutlierでは実際の案件に進めていなかったこともあり、「スマートフォンを使った案件なら一度挑戦してみたい」と思い、案内されていたMobile Device Checkを進めることにしました。

端末チェックでは、タスクに利用できるAndroidスマートフォンやiPhoneがあるか、主に使用する端末をおおよそ何年ごろ入手したのか、といった内容を回答しました。難しい知識を問われるようなテストではなく、画面上にも正解・不正解はなく採点対象ではないことが表示されていました。

途中で画面がうまく進まない場面もありましたが、最終的には端末についての回答を済ませ、最後に表示されたモジュールの満足度に関する簡単なアンケートまで進むことができました。その後は通常のホーム画面へ戻ったため、私としてはこれでMobile Device Checkは完了したものと考えていました。

もちろん、このチェックを終えたからといって、すぐにスマートフォン案件へ参加できると決まったわけではありません。それでも、長い間ほとんど案件がなかったところに届いた新しい案内だったので、「これをきっかけに何か仕事が表示されたらいいな」と思っていました。

ところが、その日のうちにOutlierからもう一通、まったく予想していなかった内容のメールが届きます。

アカウント停止のメールが届く

Mobile Device Checkを終えて少し経つと、Outlierからメールが届きました。確認すると、そこにはアカウントが停止されたことを知らせる内容が書かれていました。

メールでは、スクリーニング評価において、許可されていない支援や外部リソース、禁止されているツールなどの使用がシステムによって検出され、コミュニティガイドラインに反すると判断されたという趣旨の説明がありました。

久しぶりにモバイルプロジェクトに関する案内が届き、「今度こそ何かできるかもしれない」と端末チェックを済ませたのと同じ日だったため、最初にメールを読んだときにはかなり驚きました。

ただ、私自身には「これが原因だった」と特定できるような心当たりがありませんでした。そこで改めてOutlierのコミュニティガイドラインも確認しました。ガイドラインには、タスクを自分自身の能力で行うことや、許可されていない外部ツール・第三者の支援などを利用しないこと、アカウントやプロジェクト情報を適切に管理することなど、さまざまなルールが定められています。

自分の利用状況についても振り返ってみましたが、具体的にどの行為が問題と判断されたのかまでは分かりませんでした。
思い当たることを挙げるとすれば、端末チェックをしている途中でページがうまく開かず、更新ボタンを押したり、もう一度やり直したりしたことです。そのため、「もしかして、この操作がダメだったのかな?」とも考えました。

ただし、これがアカウント停止の原因だったのかは分かりません。
Mobile Device Checkは正解・不正解のない端末確認でしたし、Outlierからの通知では「スクリーニング評価」に関する検出と説明されていました。そのため、端末チェックと停止通知が同じ日だったというだけで、両者に関係があったと判断することはできませんでした。
そのため、時間的に近かったというだけで両者を結びつけることはできません。

2か月以上ほとんど案件がなかったこともあり、「もうこのままOutlierは終わりにしてもいいかな」という気持ちもありました。一方で、せっかくスマートフォンを使ったプロジェクトの案内が届いたばかりです。もし利用を継続できる可能性があるのであれば、一度くらいは実際の案件に挑戦してみたいという気持ちも残っていました。

停止理由を問い合わせてみた|再審査はされず利用終了へ

理由も分からず、あまりにも残念な結果だったため、Outlierのサポートへ問い合わせてみることにしました。

スクリーニング評価中に禁止されたツールなどが検出されたとしてアカウント停止の通知を受け取ったものの、自分では何が原因だったのか分からないことを伝えました。

また、直前にモバイル端末を利用するプロジェクトについて案内を受け、Mobile Device Checkを完了したこと、スマートフォンから参加できる機会があるのであれば挑戦してみたいと思っていたことも伝えました。そのうえで、どのような行為が停止の原因となったのか確認できないか、可能であれば今回の判断を再検討してもらえないかと問い合わせました。

すると、Outlierからはすぐに返事が届きました。

回答によると、アカウントの活動やタスク提出について複数段階で確認した結果、コミュニティガイドラインや利用規約に沿わない活動が確認され、アカウントを永久に停止したとのことでした。また、判断に使用した具体的な情報や検出内容については、内部の審査プロセスを保護するため開示できないという説明でした。

さらに、人による二次的な確認も行われており、今回の永久停止は最終的な判断とのことでした。追加で問い合わせや異議申し立てをしても、この件については再度審査されないという回答だったため、それ以上の再審査を求めることはしませんでした。

結局、最後まで「具体的に何が原因だったのか」は分かりませんでした。

最後にもう一点だけ、アカウントについて自分で何か手続きをする必要があるのか確認することにしました。
「こちらでアカウント削除や閉鎖など、必要な手続きはありますか?」
…と尋ねたところ、Outlierからは、アカウントはすでに審査の過程で永久に無効化されているため、利用者側で追加の削除・閉鎖手続きをする必要はないとの回答がありました。

これで、私のOutlierでの体験は終了となりました。

Outlierをやってみて感じたこと

私が海外リモートの案件に初めて挑戦したのがOutlierだったこともあり、登録した当初はとにかく不安いっぱいでした。サイトも基本的には英語なので、「ちゃんと登録できるかな」「テストまで進めるかな」と、一つひとつ画面を確認しながら進めていたのを覚えています。

実際に使ってみると、ブラウザの翻訳機能を利用することでサイトの内容もある程度理解できたので、その点では少し安心しました。ただし、翻訳された日本語が不自然だったり、意味を取り違えそうになったりすることもあったため、翻訳機能を使えばすべて問題なく進められる、というわけではありませんでした。

また、私の場合は挑戦できるテストが日本語関連のものに限られていたため、一度目のスキルテストに不合格となったあと、再挑戦できる機会が来るまで待つことになりました。その後、ようやく再テストの機会があり合格できたので、「これで実際の案件に進めるかもしれない」と期待していました。

ところが、実際には合格後も2か月以上、取り組める案件が表示されない状態が続きました。

そして、久しぶりに届いたモバイルプロジェクトの案内に期待してMobile Device Checkを行ったその日に、今度はアカウント停止の通知を受け取るという、まったく予想していなかった結末になりました。

もちろん、これはあくまで私一人の体験です。Outlierを利用しているすべての人が同じ経過になるわけではありませんし、参加できるプロジェクトや案件数についても、登録しているスキルや言語、募集状況、タイミングなどによって違いがあると思います。

今回Outlierを実際に利用してみて感じたのは、登録やスキルテストに合格できたとしても、それが仕事や継続的な収入につながるとは限らないということでした。

私の場合は、結局Outlierで実際の案件に取り組むところまでは進めませんでした。最後は理由を特定できないままアカウント停止となってしまったため、残念な気持ちはあります。

それでも、停止通知を受け取ったあとにサポートへ問い合わせたことで、再審査が行われるのか、アカウントを自分で削除する必要があるのかなど、最後に気になっていた点については確認することができました。

最初の登録からスキルテスト、不合格、再挑戦、合格、2か月以上の待機、Mobile Device Check、そしてアカウント停止まで。思っていたような結果にはなりませんでしたが、これも実際に挑戦してみなければ分からなかった経験だったと思います。

海外案件にこだわらない場合は、日本で利用者の多いクラウドワークスで探してみるのも一つの方法です。

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