海外のリモートワークを探している中で、今回「Uber AI Solutions」への登録を進めてみました。
Uberというと、Uber Eatsや配車サービスの印象が強いですが、今回登録したのはAI関連の仕事を扱うUber AI Solutionsです。AI評価やデータラベリング、音声・言語関連の仕事などに興味があり、登録できるなら一度試してみたいと思い、応募を進めました。
ただ、実際に登録を始めてみると、想像していたよりも手続きは多く、途中では本人確認にパスポートが必要だと分かって一度完全にストップしました。私のものは期限切れになっていたためその場で登録を続けることができず、新しく申請し直すことに。
そこから受け取りまで約1か月近く待つことになり、ようやく再開。
今回は、Uber AI Solutionsへの応募の流れを、実際に進めた順番でまとめます。
Uber AI Solutionsの応募フォームから登録を開始
最初はUber AI Solutionsの応募フォームから登録を始めました。画面には居住国、母語、その他に話せる言語、CVのアップロード、LinkedInプロフィールのリンクなどを入力する項目がありました。私は日本在住なので居住国はJapan、日本語を母語として選択し、必要な情報を順番に入力しました。LinkedInプロフィールについては必須マークが付いていなかったため、任意項目のようでした。
応募フォームの最後には、Uberが個人情報をマーケティング目的で利用することや、担当チームから連絡を受けることに同意する項目がありました。さらにreCAPTCHAもあり、最初は一時的に「reCAPTCHAサービスに接続できませんでした」と表示されてしまい、ここでも少し戸惑いました。しかし、ページを再読み込みしたところ正常に表示され、「私はロボットではありません」にチェックを入れることができました。
その後、Acceptにチェックを入れてSubmitを押すと、「Thanks for completing this form!」という画面に切り替わりました。これで応募フォーム自体は送信できたようです。ただ、その後すぐにメールが来るわけではなく、20分ほど待っても特に反応はありませんでした。
海外サービスへの応募では、フォームを送信したらすぐ確認メールが届くこともありますが、今回はそうではありませんでした。送信完了画面は出ていたので、ひとまず応募はできたと考え、少し様子を見ることにしました。
ログイン・ダッシュボードへ
応募フォームを送信した後、しばらく待っても特にメールなどの連絡がなかったため、自分でUber AI Solutionsのサイトを探してアクセスしてみました。公式サイトからログインを試すと、メールアドレスを入力する画面が表示されたため、先ほど応募フォームで登録したメールアドレスを入力しました。
その後、電話番号へのショートメッセージによる確認と、メールで送られてくる認証コードの確認がありました。SMSとメールの両方で認証を行ったことで、「応募フォームで入力した情報がすでにアカウントに反映されているのかもしれない」と感じました。
ログイン後、実際のUber AI Solutionsのオンボーディング画面へ進めていることが分かりました。
最初の画面では、居住都市、居住国、原産国などを確認する項目が表示されました。私は日本在住なので、居住国はJapan、原産国も居住国と同じを選択して進みました。ここでは本人確認や業務適格性の確認のために居住地情報を使用する旨も表示されています。
居住国などを入力して次へ進んだところ、一度エラーのような表示が出ました。ここで「また最初からやり直しなのかな」と少し不安になりましたが、そのまま30秒ほど待っていると、自動的にダッシュボードへ移動しました。
ダッシュボードには「Welcome」と表示され、上部には「新たな収入機会の獲得まであと少しです。頑張ってください!」という案内がありました。また、「3ステップ中0ステップ完了」と表示されており、オンボーディングがまだ完了していない状態であることも分かりました。
さらに画面の下には、物体検出、手書き文字認識、音声文字起こしなどのタスクが表示されていました。ただし、どのタスクも薄い色で表示されていて選択はできません。すぐに仕事を始められるわけではないですね。
画面上には「オンボーディングを完了する」というボタンが表示されていたため、そこから続きを進めることにしました。ここまでは比較的順調だったのですが、この後、今回一番大きな壁になった「パスポート必須」の本人確認が出てきます。
本人確認でパスポートしか選べず、手続きを中断
オンボーディングを進めると、「確認のため書類をアップロードしてください」と表示されました。画面には「身分証明書」「教育」「実務経験」という項目があり、そのうち身分証明書には必須マークが付いていました。
身分証明書の種類を確認すると、表示されていたのは「パスポート」のみでした。
ここでかなり戸惑いました。
運転免許証やマイナンバーカードなど、他の本人確認書類も選べるのではないかと思っていたのですが、少なくとも私の画面ではパスポート以外の選択肢は表示されませんでした。Uploadを押してみても、やはり別の身分証明書を選べる画面は出てきません。
そして問題だったのが、私のパスポートはすでに5年以上前に期限切れになっていたことです。
この時点でUber AI Solutionsのオンボーディングを続けることができなくなりました。
せっかくダッシュボードまで入れたのに、本人確認で止まるとは思っていなかったので、正直かなり残念でした。ただ、海外のAI関連サービスではパスポートが本人確認に使われることもあるため、今後のことも考えて新しくパスポートを申請することにしました。
本当にこのサイトで稼ぐことができるのか保証は無いし、作るためにかかるお金も痛いところですが、試してみます。
パスポート申請についての体験談はこちらから↓

パスポートで本人確認に進む
パスポートが必要だと分かってから、マイナンバーカードを使ってオンライン申請を進めました。
Uber AI Solutionsのダッシュボードにはログインできますが、本人確認が必須になっているためその先には進めません。
実はパスポートは申請から2週間ほどで受け取り可能になっていたようなのですが、私はその通知に気付くのが遅れてもったいないことをしました。
久しぶりにダッシュボードへ入り、「オンボーディングを完了する」から本人確認画面へ進みます。以前はパスポートがなくて止まってしまった画面ですが、今回は新しい有効なパスポートがあるため、そのままアップロードすることができました。
PCにパスポートの写真を送りアップロードをすると、身分証明書の項目には緑のチェックが付きました。長く止まっていた原因だった場所をようやく突破できたので、かなり安心しました。
本人確認の画面には、身分証明書のほかに教育や実務経験に関する項目も表示されていました。身分証明書は必須ですが、教育や実務経験は同じように必須マークが付いているわけではありませんでした。
また、オンボーディングのタスクタイプとして「言語評価・日本語」と表示されている画面もありました。
Uber AI Solutionsでは、登録者ごとに言語やスキルに応じて利用できるタスクが変わる可能性があります。まだこの段階では実際の案件へ参加しているわけではありませんが、少なくとも日本語に関するタスクタイプとして登録されていることは確認できました。
契約内容を確認
パスポートのアップロードが終わると、今度は「契約合意書およびプライバシーに関する通知」という項目が表示されました。ここには必須マークが付いており、手続きを進める前に契約書やプライバシー通知を確認する必要があります。
AI関連の仕事なので、提出したデータがAI開発などに使われること自体は想像できますが、実際に契約文書としてかなり細かく書かれているのを見ると、内容を理解した上で同意することが大切だと感じました。
長い同意書とプライバシー通知を確認した後、「Uber AIソリューション契約」という確認画面が表示されました。
そこには、「Uber AI Solutions利用規約」「Uber AI Solutions同意書」「Uber AI Solutionsプライバシー通知」の3つについて、すでに同意済みであることが記載されていました。
それぞれの文書名をクリックすると再確認できるようになっています。
契約関係の手続きが完了した後、再び確認書類の画面へ戻りました。画面には「認証プロセスには最大2日かかる場合があります」と表示されています。
最終的にダッシュボードのステータスが「申請中」に変わりました。
プロフィールの追加情報も確認
本人確認を提出してダッシュボードが「申請中」になった後、待っている間にプロフィールの追加項目も確認してみました。
登録画面は日本語へ自動翻訳することもできますが、プロフィール入力では翻訳を使うとうまく選択できないことがあるため、今回は英語表示のまま進めることにしました。
特に確認したのが「Add education」という学歴情報の追加項目です。
ここでは学位の種類を選択し、証明書類をアップロードする仕組みになっていました。
アップロードできる形式はPDF、JPEG、JPG、PNGで、最大ファイルサイズは5MB。デジタル加工やPhotoshopで加工したファイルは使用しないこと、書類の四隅がはっきり見える状態にすることなども条件として表示されていました。
つまり、単に自己申告で学歴を入力するだけではなく、必要に応じて証明書類で確認する仕組みになっているようです。
海外の仕事へ応募していると学歴入力を求められることはよくありますが、Uber AI Solutionsでは証明書類のアップロードまで用意されている点が印象的でした。
短大卒に該当する学位がなく、教育情報は入力せず保留
教育情報を追加しようとしたところ、私の場合はここでも少し困りました。
選択肢として表示されたのは、「Bachelor’s Degree」「Professional Degree」「Master’s Degree」「Doctorate/PhD Degree」「Post-Doctorate」の5種類です。
私は短大卒なので、日本の短期大学に近い「Associate Degree」があるか確認しましたが、選択肢にはありませんでした。
Bachelor’s Degreeは通常、4年制大学などを卒業して取得する学士号です。短大卒だからといってBachelor’s Degreeを選択するのは正確ではありません。
また、Professional Degreeも、日本の短大を意味する項目ではありません。
今回は選択した学位に対して証明書類を提出する仕組みになっているため、「一番近そうだから」という理由だけで別の学位を選択するのは避けることにしました。
そのため、教育情報については無理に登録せず、ひとまず保留しています。
海外サービスでは、日本の学歴制度が選択肢にうまく当てはまらないことがあります。プロフィールを全部埋めたい気持ちはありますが、本人確認や経歴確認に関係する項目では、空欄を残すより誤った情報を登録する方が問題になる可能性があります。
今後、この項目が必須になった場合には、Uber AI Solutionsのサポートへ確認してから対応しようと思います。
登録を進めて感じたこと
最初に応募フォームを送信したときには、ここまで時間がかかるとは思っていませんでした。
応募自体はそれほど難しくありませんでしたが、本人確認で有効なパスポートが必要だと分かり、そこで登録が止まってしまいました。
パスポートを新しく申請してから受け取りまで待ち、さらに受け取り可能の通知に気付くのが遅れたこともあり、結果として約1か月後にようやくオンボーディングを再開しています。
ネットから手続きできるのは良いなと感じていましたが、案件に取り掛かれない状況が長く不安も膨らみました。
本命の仕事にはできないと分かっているつもりですが、登録=すぐ働ける…という認識はやはり危険ですね。
今回の記事では「Uber AI Solutionsで仕事ができた」「稼げた」というところまでは書けません。
今後、本人確認が承認されたのか、タスクのロックが解除されたのか、実際に日本から仕事へ参加できたのかについても、進展があれば続きを記録したいと思います。

