睡眠検査の結果が重症だった話|無呼吸症候群

検査結果

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睡眠検査を受けてから数日後…。改めて結果を聞きに病院へ行ってきました。
「一番の悩みは寝言かな…」と自分では思ってそこまで深刻に思ってはいませんでした。しかし、予想に反して睡眠時無呼吸症候群の数値が大きいとのことでした。
記録されたデータを見ながら説明を受けたのですが、仰向けで寝ている状態で無呼吸の回数が多く、横向きだと少な目。無呼吸が何回あったかによって、軽度・中度・重度…と分けられているそうです。

自覚症状としては、朝起きることがずっとしんどく、起き上がることがしんどくて憂鬱だとは感じていました。さらに日中も、会議中・話し合い中にも強烈な眠気が来ることもありました。「気を付けないと」…とその度に落ち込んでいましたが、無呼吸の影響によるものも実はあったのかも?改めて思いました。 

「まさか自分が…」という気持ちでかなりショックでしたが、体の事がちゃんと分かって良かったと複雑な気持ちでした。

睡眠検査を受けた体験談はこちらから

睡眠検査
目次

終夜睡眠ポリグラフィー検査とは?

  終夜ポリソムノグラフィー(PSG)検査は、睡眠の状態を詳しく調べるための重要な検査技術です。患者の呼吸、心電図、その他の生理的データを測定し、睡眠障害の診断に役立ちます。

終夜睡眠ポリグラフィー検査の目的と重要性

  終夜ポリグラフィー検査は、睡眠の質やパターンを分析するために行われます。この検査は、患者がどのように眠っているか、そしてその睡眠がどの程度影響を及ぼしているかを理解するために不可欠です。検査中、センサーが様々なデータを記録し、呼吸状態や体の動きなどを詳細に測定します。これにより、医師は患者の状態を正確に把握し、適切な治療法を提案できるのです。睡眠の質が向上することで、生活の質も向上するため、終夜ポリグラフィー検査は非常に重要です。

検査結果から分かること

無呼吸・低呼吸指数(AHI)も測定され、1時間あたりに何回症状があったか?合計回数や、仰向け・横向きでの回数もデーターで見ることができます。
無呼吸・低呼吸指数(AHI)値が高いほど症状が重いことを示します。

1時間あたり…0回で正常、5回で軽症、15回で中等症、30回で重症
シーパップ治療の保険適応はAHI:20以上だそうです。

「眠れないことは無いので、様子見くらいになるのかな…」と思っていましたが私はAHI30回でした…。

笹菜

~~~~~!?

CPAP(シーパップ)装置の使用

  CPAP装置は、睡眠時無呼吸症候群の治療に非常に効果的と言われています。患者の呼吸をサポートするために、一定の圧力で空気を送り込む装置で、寝ている間、安定した呼吸を促します。 

CPAP(シーパップ)とは?

  CPAP(Continuous Positive Airway Pressure)装置は、睡眠時無呼吸症候群の患者に対して使用される医療機器です。この装置は、マスクを通じて気道に一定の圧力で空気を送ることにより、呼吸を助ける仕組みです。CPAPは、睡眠中に気道が閉塞することを防ぎ、安定した呼吸を維持することで、無呼吸の発生を減少させます。結果として、睡眠の質を向上させ、昼間の疲労感や集中力の低下を軽減することが期待できます。

これを装置を借りて自宅での睡眠時に使用していきます。

病院で機械を試す

睡眠検査の結果の説明を先生から受け、これからシーパップを使う方針で話が決まりました。使用するマスクのサイズも確認が必要なため、実際に数分程機械を試すことになりました。
医療スタッフが個々の症状や体の動きに応じて、最適な設定を行ってくれます。また、この時点でマスクのフィット感や使用感を確認できるため、将来的な使用を見据えた大切な経験になります。 

眠るのに「そんな機械まで着けてちゃんと眠れるのか?」というのが正直な思いでした。しかし、いざ着けてみると、全然苦しい感じは無く、自然に呼吸ができている感覚で楽に思いました。

笹菜

「ああ、これなら眠れそう」と思えました。

実際に家で使うためには、2回目の睡眠検査をしてCPAPの調整をしてからとのことでした。
※CPAPの使用中におけるパラメータや呼吸の状況をしっかり記録し、必要に応じて装置の設定を調整するため。(空気量の調整など。)

期待と不安と…

寝言がすごい…という話から、まさかの無呼吸症候群発覚という結果にはなりましたが、しっかり眠れないストレスが改善されるといいな、強く思いました。
寝言に関しては、悩みや考えすぎてしまう事が多いことから心当たりはあったのですが、病院をすすめてくれた妹にはとにかく感謝です。

正直なところ…「なんか大事になってしまった」「機械に頼らず過ごせるようになるのか?」と考えてしまったり、「保険適応はあるけれどお金もかかってくる」という不安はあります。
それでも、改善が期待できるのなら前向きに取り組んでみたいと思いました。

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