睡眠検査を受けてみた体験談

睡眠検査

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睡眠検査を受けた時の体験談です。病院や施設によってもやり方に違いはあるかもしれませんが、私の体験をご紹介します。

家族から指摘をされて自分の睡眠について検査を受けようと考えるようになりました。
以前から時々寝言がある…と言われることはあったのですが。
帰省していた妹が隣室で休んだ時、「あれでは熟睡できないんじゃないかな?検査とかしてみたら?」と言ってくれました。(うなったり、声がけっこう出ていたそうな…。すまん、妹も寝れないな。)

目次

睡眠検査とは

睡眠ポリグラフ検査(PSG)について

終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG:Polysomnography)とは、一晩(終夜)を通して睡眠の状態を詳しく記録し、睡眠障害の診断に用いられる検査です。

この検査では、以下の生体情報を同時に測定します

  • 脳波(EEG):睡眠の深さや睡眠段階を確認
  • 眼球運動(EOG):レム睡眠の判定
  • 筋電図(EMG):筋肉の活動を記録し、無呼吸や足の動きを分析
  • 呼吸状態:鼻や口の空気の流れ、胸腹部の動き
  • 心拍数・心電図(ECG):心臓のリズムを記録
  • 血中酸素飽和度(SpO₂):睡眠中の酸素供給の状態を確認

睡眠ポリグラフ検査は、通常入院して行われます。その理由は、検査中に専門の医療スタッフが常にモニタリングし、異常を即座に特定するためです。自宅での測定では得られない正確なデータを収集できるため、診断がしやすくなります。

呼吸状態や睡眠の質に関する具体的な数値が示されるため、自分にどんな症候群があるのかを理解できます。

特に、睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が停止することを特徴とする障害で、非常に多くの人々が悩まされています。この症状によって、眠気や日中の集中力が低下することがあります。検査で診断が下されると、治療としてCPAP(持続的陽圧呼吸療法)が行われることが一般的です。早期に対応することで、健康状態を改善できる可能性が高くなります。

初診から検査までの様子

初診から自宅での記録

初診の時に先生と話をして、まずは自宅で3日間貸し出された機械を使って測定をしました。

パルスオキシメーターをつけて3日間睡眠記録をとりました。腕時計のように機械を手首につけるタイプで、寝ている間のデーターはちゃんと機械が記録してくれるものでした。
記録用紙には就寝時間、起床時間、目覚めた回数の他、日中の活動は何をしたか、食事は何時に食べたかなどを記入。
ちなみにパルスオキシメーターのセンサーが指から外れても、付け直せばOKとの事でした。3日間やってみてデーターがとれてなかったらやり直しになりますが。
その後、病院へ機械と記録用紙を返却・提出して次回の診察で結果を聞きます。

自宅での睡眠データーの結記録から、どんな症状があるのか?私の場合、重症ではないけれど気になる結果だったので、一晩入院する形で行う終夜睡眠ポリグラフ検査を行うことにしました。

終夜睡眠ポリグラフ検査当日
当日は寝るだけの状態で行くので、食事や入浴(シャワー)も済ませていきます。

ちゃんと部屋は個室になっており、ベッド・ロッカー・洗面台・椅子も揃っていました。

当日の流れはこんな感じです↓

来院→体温・血圧・体重測定→個室で身支度→センサー装着(20~30分くらい)→就寝
翌日に起床して、センサーを外したら、身支度をして終了

センサーを付けるため頭(髪)にもクリームが付いているので、帰宅後は髪を洗って下さい…とすすめられました。

翌日にそのまま仕事に行く人のためには、施設内にシャワールームもあるので使えるとの事でした。

事前の説明で、記録するためのセンサーを頭から足に付けますと聞いていましたが…。

笹菜

思っていた以上にすごいですね。


ズボンの中にコードを通して足にペタリ。首から袖に通してペタリ。クリームをつけながらセンサーを付け、あごの下、おでこにもペタリ。
全て装着すると、センサーのチェックのために手や足に力を入れたり、深呼吸をするように言われました。すべての確認が終わると就寝へ。

枕元にはナースコールもあるので、途中でトイレに行きたかった場合は呼んで下さいとのこと。センサーだらけでしたが、ちゃんと寝返りもできる余裕はありました。
もしもセンサーが外れた場合は、モニターでチェックされているので付け直しに来てくれます。

この時、部屋の電気を全て消すかどうか聞かれて消してもらったのですが、ナースコールすら見えないほど真っ暗(笑)。夜中に目が覚めた時にはうっすら分かるぐらいでしたが。

鼻の呼吸を確認するセンサーも苦しくは無かったのですが、いざ寝るとなると違和感が…。「寝るだけなので大変ではない」と思っていましたが、変に緊張してしまったのか夜中に3回ほど目が覚めてしましました。(汗)

翌朝センサーを取り外してもらい、起床後のアンケートに目が覚めた回数や、夢の有無、よく眠れたかどうかなどを記入し、帰り支度をして終了となります。

緊張しすぎ(?)でか、普段通りリラックスして眠れたとは言えなかったのですが、病院のスタッフさんも丁寧に案内や説明もしてくれたので良かったです。
無事に記録が取れていますように。

結果については後日更新させてもらいます。


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