気にし過ぎの婚活記録③マッチングアプリ

アプリの難しさ

※この記事はアフィリエイト広告を含みます

近年、婚活の手段としてマッチングアプリを利用する人が急増しています。かつては「ネットでの出会い」に抵抗を感じる方も多かったかもしれませんが、今では多くの人がアプリを通じて真剣な出会いを求めています。
私もその一人として、実際にマッチングアプリを使って婚活を経験しました。この記事では、その体験を通じて感じたこと、気づいたことを率直に綴っていきたいと思います。

出会いはありました。ありましたが、もちろん簡単にはいきません。第一印象に、将来の希望や性格の不一致。プロフィールを見て「このひとなら…」と思っても、しっかり話さないと分からないことはたくさんでした。

目次

マッチングアプリの一般的な流れ

① アプリを選ぶ・インストール
まずは自分の目的(恋活・婚活・友達探しなど)に合ったアプリを選びます。
代表的なアプリ:Pairs、Omiai、タップル、with、Tinderなど。

② プロフィール作成
写真や自己紹介文を丁寧に作成します。
写真:清潔感があり、笑顔があるものが好印象。
自己紹介文:趣味、性格、仕事、休日の過ごし方などを書きます。
検索条件(年齢・居住地・趣味など)を設定し、気になる人に「いいね」や「スキ!」を送ります。

③ 異性を検索・「いいね」送信
検索条件(年齢・居住地・趣味など)を設定し、気になる人に「いいね」や「スキ!」を送ります。

④ マッチング成立(お互いが「いいね」)
相手も「いいね」を返してくれたら「マッチング成立」です。ここからメッセージ交換が可能になります。

⑤ メッセージのやり取り
プロフィールを参考に、会話をしていきます。

⑥ 実際に会う(初デート)

十分に信頼関係ができたら、実際に会うことを検討します。
最初は昼間・人目のある場所(カフェやレストラン)で。
無理に会おうとせず、タイミングを大切に。

⑦ 交際 or 友人関係へ

何度か会って意気投合すれば、交際へ進展することも。
また、恋愛以外にも友人や趣味仲間としての出会いもあります。

安全に使うための注意点

  • 個人情報(住所・電話番号など)は慎重に。
  • 不審なメッセージや勧誘には注意。
  • トラブル回避のためにも、最初のデートは公共の場所で。

アプリでの悩み

私はHSP気質でかなり臆病だったので、相手の方に「いいね」を送ることも怖くてなかなかできませんでした。
まずはコンタクトを取るところから始めなければ進めないし、深刻に考えすぎなのは分かっているつもりでした。

しかし、「変にこじれたらどうしよう?」「会うのって本当に大丈夫?」…という思考が離れませんでした。
本当に真剣に取り組んでいる人もいるのでしょうが、サクラだったり遊び感覚で利用している人もやはりいるので、見極めも必要でした。

メリット

  • 自分のペースでできる
  • 出会いの幅が広がる
  • 趣味、地域など希望の条件から探せる
  • 写真で顔が確認できる

自宅にいながらでも、どんな相手が出会いを求めているのかがアプリで見ることができ、居住地や趣味だったり、理想のデートプランなどからも条件検索できます。
婚活パーティーとは違い、すぐにその人のプロフィールを見ることができるので、いろんな人の紹介を見ることができます。

デメリット

  • 写真やプロフィールが実物と違うことがある
  • 業者や詐欺がまぎれているリスク
  • 複数の人とメッセージをやり取りをすることが負担に感じることも
  • 本気度が分からない

独身なのか、真剣度はどのくらいなのかがわからず、不安はどうしてもありました。とあるアプリでは、独身証明書の提出をしてから活動スタート…というものもありましたが、基本免許証などの身分証明書で本人確認することがおおかったので…。
メッセージを始めた方の中には、すぐにメールやLINEで連絡を取ろうとする人もいて、「いや、アプリでメッセージまずは取れるよね?」と疑問に感じることも。(そこまでやり取りしていないのに?と疑ってしまいます。)

とにかく先のことばかりを想像して考えて、「上手くいかなかったらどうしよう…」と逃げる考え方に寄っていました。

アプリでマッチングした体験談

Aさんとはメッセージのやり取りを重ねて、中間地点にある喫茶店で「一度会いましょう」という話に進みました。
日曜でお店は混んでいましたが、それほど待ち時間は掛からずに入店。1時間ほどお茶を飲みながら話をしました。
人柄も良く、落ち着いた方でしたが、なぜかすごく時間を気にしており、腕時計や店内の時計をみてばかり…。
会話はできるけれど、時間をずっと気にしてばかりだったので早々に切り上げることに。
その後、メッセージのやり取りを数日しましたが話が続かなくなり終了へ。

Bさんとは比較的すぐに会うことになり、駅にあるカフェで話をする計画をたてました。待ち合わせ場所はとある花屋の前をえらんで、お互いに納得。当日その場所に行きましたが、15分を過ぎても姿が見えず。連絡はアプリ上でやっていたのでそちらを使うとスゴイ勘違い…。花屋の名前も確認したはずなのに、反対方向の駅の出口で待っていたのだそう。北口・南口ではなく、一つしかない花屋で決めたのになぁ。(汗)
とりあえずお話ししましょうと、カフェに入って1時間程過ごしました。仕事の話、将来の理想、趣味など、いろいろ話せました。
話せたのですが、後半になると話が盛り上がって熱が入ってしまったのでしょうか?話が自分中心になり始めてずっとしゃべりっぱなしなうえ、仕事に対してネガティブ発言の連発。そしてずっと気になっていた眼鏡の汚れがダメでした…。

私も身だしなみや服のチョイス…完璧とは言えないし、仕事での不安は抱えています。婚活でのアピールに本心を話せるのはいいことだと思うけれど、また会いたいとは思えませんでした。

Cさんとはアプリ上でたくさんメッセージのやり取りをして、映画を見に行く予定をたてました。
この時、映画の時間もCさんがこの時間に…と伝えてくれたのでOKの返事をしました。
(後にこれがすごく大変な時間になるとは思わず…)

お昼前に駅で待ち合わせをして、映画館もある複合施設へ。会うのは初めてで緊張はしましたが、メッセージもたくさん重ねていたおかげでよく話せました。ランチの時までは…。
食後のタイミングに「将来は自分の家に入ってほしいんだ。」と告げられ、家族やお家の事をたくさん語ってくれました。
婚活ですもん。そうですよね。将来の結婚相手を探して活動しているんですもん。

…でもね、私も「障害のある家族の手助けもしたい」と将来の事を伝えてありました…。
Cさんなりに積極的に結婚に向けて動いているのでしょうが、話し方の印象から私の希望は入っていないと感じてしまいました。
距離的には車でも行けると考えていたのかもしれない。「私はこう思っています」とちゃんと意見して話し合いを重ねるのがベストだったのかもしれません。

そう考えて冷静にならねば…と思いましたが。

食事を終えて映画館に向かったところ、観るつもりだった上映時間、実は2週間前の物を見ていたとのこと。結果、次の回が観れるまで1時間半待つことに。ロビーでひたすらトーク…。じゃあ少しお店を見てまわろうか…と行くと「買わないの?」と何度も聞いてくる。そんなに必要じゃないって言っているですけど…。
キツカッターーーー!
あまり携帯で最新情報とか見ない方だったのかな?これは私も時間の確認しないで任せていたので悪かった…。
「待ち時間こそチャンス」と、ちゃんと自分の意思や考えを伝えれば良かったのかもしれない。しかし、相手がああ言っているのに「でも私は…」と言える勇気がありませんでした。
メッセージのやり取りも楽しく、出会って最初の会話も良かったんです。
婚活としては、Cさんの積極的な姿勢は正解だと思います。ただ、初めて会うのに「自分の理想はこうなので、こうしてほしいです」と決定事項のように言われた感じがして、私はダメでした…。

いろんなことが不安・怖い

私の場合、出会って少しでも「この人のここ、どうなの?」と感じてしまうとその時点で不安が膨らんでしまいます。「何回か会ってみよう」「この人ともっと話してみたい」という気持ちになれず、お断りをしてしまいました。

友人に婚活の相談をしたり、いろんな人の体験談を聞いてみると、マッチング後は何回か会っているという話もたくさん聞くのですが、「苦手だな」と感じてしまうとそこで活動にストップがかかってしまいました。

また、家族の支援ができるように…と考えると、実家やその周辺に暮らすことも条件に入れている自分がいました。両親は気にするなと言ってくれるのですが、ペットの世話、障害のある兄や、両親の支援、なにかと手が必要になることもあるので難しかったです。
全ての条件を満たすことはすごく厳しいし、親も自分もどんどん歳をとります。
考えるほど、自分は結婚厳しいのでは?と思うようになってしまいました。

それでもやっぱり自分のパートナーを見つけたいし、子どもも欲しいと強く思って、結婚相談所の利用も検討するようになりました。
(次回…結婚相談所の体験談に続く)

  • URLをコピーしました!
目次