今年も兄とディズニーシーへ行ってきました。兄は歩行が不安定なため、パークでは車椅子をレンタルして回る“車椅子ディズニー”です。
この記事では、車椅子を利用しながらのアトラクションの回り方・キャストさんのサポート状況を実体験ベースで紹介します。
シーでメインに回りたかったのがアラジン、ピーターパンでした。あまりたくさんは動き回らず、目的を絞って動くことにしました。
車椅子で回る際の注意点や、アトラクションの乗り方・バリアフリールートの実際も書いていますので、これから車椅子でシーを訪れる方の参考になれば嬉しいです。
前の記事『舞浜ウェルカムセンターとリゾートライン|車椅子ディズニー体験談①』はこちら
まずは兄用の車椅子を2日分レンタルとDPA取得
10:30ディズニーシーに入園して、まずは…
車椅子のレンタル。兄は歩行が不安定なので、長時間の移動は車椅子が必須になります。
ディズニーリゾートの車椅子レンタルは、1日目と2日目の分をまとめて手続きすることも可能で、この時間は空いていたのですぐに受付をしてもらえました。
2日分のレンタルなのでそのままホテルへ持ち帰り、明日のランドで遊び終わったら返す…という流れにしました。
宿泊特典のハッピーエントリーを利用するにしても、朝のランドの入園待機時間が長いのでとても助かりました。
パークからも近いディズニーホテルがとっても便利!予約はじゃらんでも↓
DPA(ディズニー・プレミアアクセス) の取得
この日は混雑日だったので、車椅子での移動負担を考えつつ、「絶対に乗りたい・見たい」ものを優先して取得しました。
車椅子だからといって自動的に待ち時間が短縮されるわけではないため、DPAは一般ゲストと同じように取得が必要です。混雑日ほど DPA の恩恵が大きいと感じました。
車椅子の場合、移動に体力を使うため、DPAで待ち時間を圧縮できるのは本当に助かりました。兄もですが私自身も。
障害者向けのディスアビリティアクセスサービス(DASダス)は、待ち時間を別の場所で過ごせるけれど、行ったり来たりを考えると大変…。狙っていたピーターパンは1時間以上待つので。
また、DASの待ち時間で他のアトラクション等の列に並ぶのはNGなのでそれならDPAの方がいいのかも…と。
食事やお茶休憩の時間に合わせたり、散策を楽しむのならまた違うのかもしれませんが。
1人2000円はかかるけれど、確実に楽しめるということで予約。
アプリを操作してみると、マジックランプシアターなどいろんなアトラクションも何個か残っていましたが、アナ雪(フローズンジャーニー)やソアリンは無かった…。
私たちは、14時のピーターパンを取得。有効時間は1時間なので、表示されている時間内に楽しむように注意です。
カフェ・ポルトフィーノにて昼食|車椅子でも入りやすい
11:00お昼はメディテレーニアンハーバーにある カフェ・ポルトフィーノ へ。心配していた混雑はそこまで無く、席も空いていました。
店内はテーブル席が広めで、車椅子でも入りやすいレストラン という点が本当に助かりました。
並びながら好きなメニューのお皿を選んでいきましたが、「二人分の料理は持てないかな?」と心配をしていたら、キャストさんが気づいてくれました。手伝いを申し出てくれたり、サポートしてくれたのでとても助かりました。
こちらのレストランのメニューはサラダにお肉、スープにデザートと…量も調節しやすいので兄も「食べやすい」と喜んでいました。
たくさん食べられるか不安があったので、ちょっとずついろんなものが注文できるのは良かったです。おしゃれなランチを食べながら午後の活動についての話も弾みました。
ちなみに、食べ終わって11:30頃にもう一回注文列に並ぼうとしたところ…。長蛇の列ができていました!
笹菜う~~ん、残念…。
トランジットスチーマーラインでの移動方法
12:00
トランジットスチーマーライン を利用して移動。
乗り場までは緩やかなスロープで進むことができ、船は先頭のベンチの端っこが車椅子対応になっているので、そちらに誘導されました。
実際に利用した感想として…。車椅子で乗り込むのに段差はほとんどありません。ただ、指定の場所に車椅子をつけるのですがスペースがやや狭く、少し切り返しが大変でした。
でも、スタッフさんがゆっくり誘導してくれるし待っていてくれるので、焦らずに乗り込めば大丈夫です。
船に乗っている時間は短いものの、歩かずにエリアを移動できるのは車椅子ディズニーの大きな味方。ハーバーの景色を見ながらのクルーズは、いい休憩にもなります。
船に向かって手を振ってくれる方もたくさんいるので、なんだか楽しいです!
※ちなみにこちらで下船する時には、乗車したのと同じ方に降りる形になります。通常の下船場所は反対側になるのですが、階段を利用して進むルートになる為。
※ショーの時間が近くなると、このスチーマーラインは動かなくなるので、事前に時間の確認は大事です。



一年前。
予約の時間が迫っているのにスチーマーラインに乗れず…。
大慌てで歩いた経験があります。


キャラクターグリーティングも車椅子で体験
12:30
ピーターパン(DPA)の時間には余裕があったので、キャラクターグリーティングへ。
まずドナルド(25分待ち)。次にミニー(35分待ち)へ会いに行きました。
ジャングルの中を探検しているような雰囲気の中、チラチラと見えるキャラクターの可愛さにほっこり。
他の方達とキャラクターがどんな撮り方をしているかを見るのもまた面白かったです。
通路はカーブ部分が道幅が狭くなっているところもありましたが、そこまで困りません。
順番が近付くと…車椅子のまま行くか?車椅子から降りて行くかを確認されます。
兄は車椅子から降りて、写真撮影に向かいました。
今まではグリーティングに来たことは無かったのですが、他の方を気にする事無く1対1でキャラクターと触れ合えるというのは特別な体験だと思いました。
素敵なリアクションをたくさんしてくれるので、またすぐに会いに来たくなります。
握手をしたり、タッチやハグをしたり同じポーズを取ったり…。兄はドナルドと腕相撲までしていて楽しそうでした!



……いや。もしかするとあれは腕を組んで挨拶的なヤツだったのか??
どちらにしろかわいかった!
写真もたくさん撮れたので良い思い出になりました。
アプリを開いて操作をしたり、あっちこっちで動画を撮ったりして携帯の充電は半分くらいになったので、やっぱり充電グッズは必須でした…。
なにかと減りがちなバッテリー対策に↓
アトラクションのバリアフリー利用
14:00(乗車時間)
ピーターパンのネバーランドアドベンチャーは、乗り場までは車椅子で行けるので誘導に従って進み、3D眼鏡をもってボートへ乗り込みます。乗り降りに少し時間は掛かってしまいましたが、素敵な冒険を体験できました。
ピーターパン大好きな兄も大満足な様子でした。
冒険気分でそのまま海賊船に向かい、少し散策もしてきました。
14:40
シンドバッドでは、ディスアビリティアクセスサービス(DAS)を利用。障害者手帳を提示して、本人確認とサービスの登録すれば、アトラクションの現在の待ち時間と同等の時間…列に並ばずに待つことができます。
長時間列に並ばずに休めるのはありがたいです。トイレに行ったり、記念撮影ができました。
シンドバッドでも車椅子で乗り場まで行けますが、通常のルートでは無く別ルートを案内されて乗り場へ向かいました。車椅子のままか?自分で乗り移るかを選ぶため、今回は自分で乗る方を選択。
以前も乗ったことがあるので行けるかな…と思ったのですが、ボートに乗り込むのにやはり苦戦をしてしまった為、次回は車椅子でお願いしようと反省…。(汗)
15:20
ジャスミンのフライングカーペットも乗り場まで車椅子で向かいました。アラジンファンの兄としては、待ち列の途中で見れる壁画も楽しかった様子。操縦できるのは前列の席なのでそちらへ。
風を切って飛ぶのは楽しかったです♪
15:50
マジックランプシアターも大好きなアトラクションなので待機列へ。手品ショーの会話も行くたびに違うのですごく楽しめました。
車椅子のままも見れますが、最後のイスの仕掛けも面白いのでもし可能なら↓
車椅子エリアが後方にあるのでそこまで案内してもらい、車椅子から座席に座る…がおすすめです。
16:30
キャラバンカルーセルでは、ジーニー・馬・イス…と乗り物が選べますが、歩行が不安定だと伝えると、次の回の案内が始まった時に優先してイスに案内してもらえました。高さのある物には上がれないので助かった!
アラビアンコーストでフリーグリーティング
この広場に来たのは15時半頃でしたが、ここでアブー・ジャファー・ジーニーに会う事ができました。
アラジンファンの兄もこれには大歓喜。
アブーはギュー!と抱きしめてくれるし、ジーニーもかっこよくポーズを決めてくれました。
アブーは一組ずつ写真撮影の対応もしてくれていましたが、ジーニーとジャファーについてはもう帰る時間が迫っていたのか人がたくさん集まっていたからか、ちょっとあわただしい…キャラクターが向くのでカメラをかまえて、という形でした。
残念ながらアラジンとジャスミンには会えませんでしたが、アブーとはその後も何度か会う事ができ、その度にタッチをしてくれました。嬉しいね~。
ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテで夕食
17:00夕食はザンビーニへ。
ここも車椅子で入りやすく、席数も多めなので比較的スムーズに入れました。
あらかじめモバイルオーダーで注文をしておけば受け取りがスムーズ。そして「車椅子あり」…も選べるので安心です。
2階まであるのでたくさんのお客さんが入れますが、17時台はさすがにテーブルがどこも埋まっていました。
ちょうど片づけをしている方がいたのでその場所に座らせてもらいました。
この時は車椅子は畳んで隅に置かせてもらい、席に着席。
パスタやピザ、サラダにスープと、ガッツリな食事から軽めの物もあるので、選ぶのも楽しかったです。
私たちが食べ終わって出るころにはさらにお客さんが増えていました。
外はもう暗く、街灯や建物の装飾が光っていて昼間とはまた違った景色が楽しめました。
宿泊先のホテルへ
18:00シーを出発。ディズニーランドホテルへ。
シーから出る際、車椅子の貸出票の日付確認をしてもらってからゲートを出ました。
この時間、リゾートラインはそこまでの混雑ではありませんでした。
荷物はウェルカムセンターに預けていたので、手ぶらで移動できるのがありがたかったポイント。
ホテルのフロントに行くと、預けた荷物はすでに部屋に届けられているとの事。
今回泊まる部屋は廊下の奥…端っこの部屋で、窓からはディズニーランドステーションが見えるので、モノレールもよく見れました。
予約時には料金の低い部屋を選んでいましたが、これは良かった。
ハッピーエントリーで朝の入園がラクになるので、
車椅子ディズニーならディズニーホテルは本当におすすめです。
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兄も朝から動いていたので疲れたのか、お風呂の後はすぐ布団をかぶっていました。
『ランドの花火が見えるかもしれないけれど、疲れているし無理しなくていいか。』と私もお風呂へ。
入浴後部屋に戻ると…
「花火が見れたよ!綺麗だった!!」



いや!見たんかーーい!!
てっきり疲れてもう寝るかと思ったら。ちゃっかりカーテン開けて花火見物できたらしい!
そりゃよかった!
今回は、ディズニーシーのバリアフリー対応や車椅子での回り方を中心に書きましたが、「車椅子でディズニーシーに行ってみたいけれど不安…」という方の参考になれば嬉しいです。
次回はディズニーランドの体験談です。
