エアコンの買い替えは、機種を選んで支払いを済ませたら一安心。
……だと思っていました。
ところが、いざ取り付け工事の日になって、担当の方から
「これは取り付けるのが厳しいですね」…と言われてしまいました。
原因は、古いエアコンの取り付け位置と配管穴の高さ。
店頭では写真や型番、サイズを確認してもらって「大丈夫です」と言われていたので、まさか当日にこんなことになるとは思っていませんでした。
今回は、15年以上使ったエアコンを買い替えた時に起きたハプニングです。
配管用の穴を広げるかどうか悩んだこと、最終的に取り付けができたことを、体験談としてまとめます。
同じように、
「古いエアコンの穴の位置が高い」
「天井との隙間が少ない」
という方の参考になればうれしいです。
※個人の体験談なので、ご家庭によってやり方・条件などは変わってくると思います。
迷ったときは専門の方によく相談をしてください。
取り付け場所・サイズを店員さんと確認
我が家のエアコンは設置位置が高く、配管穴もかなり上の方にあります。
昔の取り付けでは、天井に近いかなり高い位置に設置することもあったようです。
店頭では、今の部屋のエアコンの写真を見てもらい、型番やサイズも確認してもらいました。
「大丈夫です」と言ってもらえたので安心して支払いを済ませ、取り付けの日にちも決めました。
購入したのは5月初めだったのですが、この時期に買い替えや購入をする人が多いみたいで取り付け工事の日時も1週間後くらいになりました。
家電もいろいろなメーカーのものがあるので、決めるまでに本当に時間がかかりました。
「ようやく大きな買い物が終わる……」
そう思っていました。
この時は、まだ。
取り付け位置の条件が厳しかった
工事当日。
時間になり、担当の電気屋さんが新しいエアコンを2階の部屋に運んでくれました。
しかし、古いエアコンを見て、
「ああ……これは厳しいな」
と一言。
天井とエアコン上部との空間が、5cmもなかったのです。
エアコンは上部から空気を取り込むため、天井との間に5cm以上の空間があるのが理想なのだそうです。
本体の大きさは、古いものも新しいものも同じ。それでも、設置するには本当にギリギリの位置らしいです。
「古い機械を外してみないとはっきりとは分かりませんが、今の配管用の穴の位置では厳しい可能性があります」
と説明を受けました。
今開いている穴を少し広げて、穴の位置を少し下げれば取り付けられる可能性はあるものの、
- 虫の侵入対策
- 結露対策
- パテ埋め
…などをしっかり行う必要があるそうです。
ただ、取り付け担当の方はエアコン工事の専門家ではあっても、壁の補修を専門に行う職人さんではありません。
そのため、穴を広げた場合はできる限り対策はするものの、将来的な結露や虫の侵入について「絶対に問題がない」とは言い切れないそうです。
だからこそ担当さんは、無理に進めるのではなく、リスクについても丁寧に話してくれました。
売ることよりも、安心して長く使えることを優先して説明してくれているのが伝わり、とてもありがたかったです。
店頭で型番も確認してもらい、問題はないと言ってもらっていたので、この状況に母も私もかなりショックでした。
電気屋さんもすぐにお店へ連絡を入れ、
「型番も調べて確認したんですよね?すごく厳しい位置ですよ」
と状況を伝え、このサイズより小型のものはないか在庫の確認を頼んでくれました。
しかし、やはりこのサイズが一般的で、これより小さいものはなかなかありませんでした。
やってみなければ分からないとはいえ、この時は混乱も大きかったので、いったん取り付けを保留にしてもらいました。
サイズの小さいものがあるか別店舗へ
壁の穴を広げるという選択は、結露や虫の問題が心配で、できれば避けたいと思っていました。
ネットでも体験談を調べると、今回のように古いエアコンの穴の位置が高すぎて、新しいエアコンの取り付けで悩んだというケースがいくつか見つかりました。
「購入した店舗とは別のお店で、小さいエアコンを探していると相談したら見つかるかもしれない」
そう考え、別の家電量販店にも行ってみました。
そこの店員さんに相談したところ、やはりこれ以上小さいサイズはないとのことでした。
私室の古いエアコンの写真を見てもらい、かなり天井に近いこと。別の店舗で相談したときに設置が難しいと言われた話もしたのですが…
「大丈夫ですね」という答え。
笹菜デジャヴ…。大丈夫なのか?
それならこちらに変更することも考えるべきなのかと、揺れました。
しかし、「大丈夫」と言われてからの今のハプニングなので、あっさりOKされるのも心配でした。もちろん考え方や認識は人によって違ってくるかもしれませんが。
そしてさらに「こちらが良いですよ」とおすすめされたのは、かなりお値段の高い商品。
他のメーカーさんの商品もたくさんある中、その商品一択のようなおすすめをされてしまい、「う~~~ん……」とモヤモヤ。
(他にもお得なエアコンもあるのに、なぜその1つだけ…?)
とりあえず帰宅し、家族で話し合うことにしました。
最初に購入したエアコンで取り付けを依頼
話し合った末、もう一度最初の店舗へ電話をしました。
「まずは今の穴で取り付けられるかやってみてもらって、厳しい場合は2cmほど穴を広げる」
という方針でお願いすることにしました。
もしも、穴を広げた方がいい場合は、虫の侵入や結露が心配なのでしっかり隙間を塞いで対策してほしいことも。
そして、改めて工事当日。
室外機も入れ替えるので、カーテンを外して部屋の準備を済ませます。
先日来てくれた担当さん達が到着し、シートや工具を準備して作業が始まりました。ベランダに設置されていた古い室外機も外され、いよいよ古いエアコンの取り外しへ。
「かなりギリギリの位置についてますね」
「なんでこんな上だったんだろうね」
と話す電気屋さんたち。大変そう…。



やっぱり穴の拡張が必要かな…
と、ハラハラしながら隣の部屋で待機していました。
結果、問題なく取り付けることができました。
穴の大きな加工も必要なく、予定していた機種をそのまま設置できました。
本当にほっとしました。
メーカー推奨では、天井との隙間を5cm程度確保することが望ましいそうですが、我が家はかなりギリギリ。
それでも担当さんが丁寧に確認しながら施工してくださったおかげで、無事に交換完了です。
まとめ
今回の買い替えで感じたのは、「店頭で大丈夫と言われても、実際の工事では問題が出ることがある」ということでした。
特に古い住宅や、15年以上前に設置したエアコンの場合は、
- 配管穴の位置
- 天井との距離
- 室内機のサイズ
- 配管の取り回し
などで、想定外のことが起こる場合があります。
もし我が家と同じように、「古いエアコンの穴が高い」「天井との隙間が少ない」という方は、写真だけでなくサイズもきっちり測ったうえで相談してみると安心です。
特に、天井部分の空間に5cm余裕があるか?というのが今回の問題点でした。
もし穴を広げる可能性がある場合は、
- 虫の侵入対策
- 結露対策
- パテ埋め
- 配管や排水の確認
についても、事前に聞いておくと不安が少し減ると思います。
今回はかなりハラハラしましたが、結果的には良い担当さんに対応していただき、無事に新しいエアコンを迎えることができました。
大きな買い物は、商品選びだけでなく、取り付けまで終わってようやく安心できるのだと感じた出来事でした。


