今年も公開されました名探偵コナン劇場版、隻眼のフラッシュバック。
ネタバレも少しありますが、感想を語っていきます。
長野県警といえば大和敢助警部・諸伏高明警部・上原由衣刑事達。今回の映画では『風林火山』のエピソードも出てくるのであらかじめ見ておくと分かりやすいです。
風林火山の再放送を見た時、初登場だと知らずに…「この奥さん由衣刑事にめちゃくちゃにてるな~」とのんきに観ていた…(汗)
予告で小五郎が涙を流して悲しんでいることから、「今作はおっちゃんが活躍する映画か!」…と予想もありましたが、会う約束をしていた小五郎の元同僚…鮫谷がいきなり射殺されてしまう急展開。
急いで犯人を追跡するコナン。年々アクションシーンがすごいことになっていましたが、OP前からコナン爆走しました。スケボーでどこを走っているのか?ジャンプをするのにどこを踏み台にしているのかが全くわからない…。
空中からボールで攻撃をするも逃げられてしまいました…。
殺されたワニの事件解決のため佐藤刑事達と長野へ向かう小五郎。同行を拒否されたコナンと蘭は、長野の天文台へ遊びに行っている博士たちのもとへ…。断られても言う事を聞く小学生ではありません。
0の執行人では盗聴器を仕掛けられてしまった風見でしたが、今回は逆にコナンへ仕掛けていました。すぐに気付くも主人公様。隠れ公安の林警部補に仕掛けてもらいましたが、コナンにその後盗聴器の存在がバレていることを聞いてタジタジ。
今回の風見、安室ではなくコナンにあれやこれやと使われていてまるで上司と部下みたいだった…!
過去の重要な部分として…
8年前に長野の銃砲店に二人組の強盗が入り、従業員の舟久保真希さんが足を負傷。
通報を受けて巡回中だった甲斐巡査が二人のうちの一人…鷲頭隆を逮捕。
※甲斐巡査は風林火山の事件で登場
鷲頭の供述によりもう一人…御厨貞邦(みくりやさだくに)を逮捕。6年前に仮釈放されたが、その後すぐに失踪。
その御厨を十カ月前に大和警部が見つけ、追跡中に雪崩に巻き込まれる。
大和警部は誰かに助け出されるもその人物が不明のまま病院に運ばれ意識不明。
御厨の方は雪崩から逃れて山に潜伏していたところを諸伏高明警部に発見され、再逮捕に。
足を負傷した舟久保真希さんはオリンピックの強化指定選手でしたが、足のケガが原因で競技ができなくなり、亡くなったのだという。舟久保さんの父親はずっと「刑が軽すぎる」と訴え続け、行方の分からない犯人のもう一人…鷲頭の行方を警察にたずねに来ていました。
今回はとにかく小五郎がふざけずにかっこよかった。
隠れ公安に、炭焼きのおじさん、恨みを抱えた父親、それに捜査本部付きの検事(?)さんと、あやしい人たちがたくさん。過去の強盗事件をきっかけに、日本を脅すほどの大事件になっていてスケールの大きさに驚きました。
そして、最後の犯人とのアクションシーンにツッコミどころは満載でしたが…。
風見さんも小五郎さんも、みんなかっこいいー!!
カーチェイスに銃の打ち合い…とてもハラハラしました。
コナン君ついに乗り物では無い物まで乗りこなすようになっていた。
正直安室さんがもっと活躍すると思っていたのですが、電話越しに話すことが多かった…。
―――と思ったらなんと最後にめちゃくちゃ暗躍!?
冷ややかな笑みを浮かべた公安をやってた。キャーーーー。
今年も楽しめた映画でした!