前の記事で、私自身HSP気質だろうと思うようになったことを書きましたが、こちらでは家族との関りにつてをご紹介します。ネガティブな話を含みますので、ご不快に思われたらすみません。
家族仲は悪くないのですが…
兄は小さい頃の事故の影響で障害があり精神年齢は幼く、怒りっぽい。
母は厳しいながらもいろんなことを指摘してくれるが悩みがあると体調に影響。(ちびまる子ちゃんの山根君ぽい?)
仕事を頑張る大黒柱の父は短期で頑固。キレやすい。ネットやPC関係の操作が苦手で頼りがち。

…………うーーーん。 気を遣う…か……?
特に父は普段、ふざけたり人を笑わせてくるような人なのですが、気に入らない事があると怒鳴ったり周りの物に当たっていました。
小さい頃はそれでも遊んでくれる父が好きでしたし、ふざけてイヤになることはあっても許せていました。私もたくさん失敗をフォローしてもらったり、助けてもらったのですし…。
しかし、50歳を過ぎてきた頃から特に些細なことでキレることが多く、父に対して気を張ることが多くなりました。いろんな知識を語ってくれるのですが、常識外れなことをしてしまうことがあり、「これでいいんだ!神経質になるな!」と言うことも。
さらに、久しぶりに会った従妹と話をした際、「昔からやたらとナコ姉(私)にきつく当たっていると思っていたけど…。大丈夫?」と言われ、私ってキツク当たられていたのか…と改めて思うようになりました。
兄は障害はあって怒りっぽいけどすぐ機嫌が直ります。
県外にいる妹はしっかり自分の意見を言うタイプなので、母にも父にもビシビシ言えます。
私は、相手の反応が怖くて反論できないのもあり、言いやすい事もあったのでしょう。
あまりにキレることが多かった為、「実は父の方が診療内科とかカウンセリングに行くべきでは?」と思うほどで勧めましたが、本人が全く行く気が無く…叶いませんでした。家族が何とかしようとしても、強引に連れて行けるわけではありません。
キレても、ほとんど謝りません。みんなに謝ったとしても怒りながら・言い訳をしながらの謝罪です。
母にはLINEで「みはなされても仕方ありません…。」と謝っている風ですが、けっきょく時間を置いたらまた普通にしているんです。
そんな曖昧な対応だから同じことの繰り返しなのかもしれませんが、言っても直すのは無理。極力スルーしたほうが楽であると気づきました。


振り返ってもヤバいな、と思ったエピソードとしては…
・こっそりと、飼っている犬にブドウを与えた→数秒口に含んで床に出したことで発覚。
(犬にブドウやチョコは絶対ダメ!知っているでしょ?!と家族が怒っても笑ってごまかしていた。)
・小学生低学年の私に、入院した母が「もう戻ってこない」とからかってきた。
(実は妊娠初期で具合が悪かっただけだが、本気で信じて一人隠れて泣いていた。)
・行きつけのパブの女の人たちとのパーティーの動画を高校生だった私に編集を頼む。
(浮気かよ!?とすごい不信感しかなかった…。)
・家族旅行中、混雑は嫌だからと怒って一人だけ車に戻る。
(もう一緒に旅行に行きたくない…。)
・PC操作中、間違いを指摘されたら机を叩きまくって怒鳴りだした。
(もう関わりたくないレベル。)
・コロナが流行りだしたら、「明日から仕事に行くな」
(無茶苦茶すぎるし反論すると怒ってくるし、泣けてしょうがなかった。)
楽しい思い出もたくさんあるし、大学まで行かせてくれたのはとても感謝してるけれど、家族に対しての態度が年々ひどいと感じる事が増えました。
「些細なことで急に怒り出す」「空気がピリつく」「また機嫌が悪くなった…」
そんな“すぐキレる家族”と暮らすのは、とても神経を使います。
本当は一人暮らしとか距離が取れれば良いのかもしれませんが、高齢犬の世話や、障害のある兄と母が心配というのもあり実家で一緒に暮らしています。
気持ちを落ち着けるために、カウンセリングで気持ちをきいてもらうのも一つの手ですが、いくつか自分でもできる方法をご紹介します。
1.距離をとることは“逃げ”ではなく“守り”
→ 同じ空間にいる時間を減らす、別室に移動する、外出するなど。
→ 心の安全距離を取ることは自分を守る大切な手段です
2. 感情に巻き込まれないよう“心のバリア”を張る
→ 「これはあの人の問題。私は悪くない」と頭の中で線を引く。
→ 物理的に受け流せない時は、心の中で“ガラスの壁”をイメージしてみて。
3. 信頼できる人・相談先を持つ
→ 家族以外に話せる相手を見つけておく(友人、カウンセラーなど)
→ 第三者の視点があると、冷静に状況を見つめられることも。
4. 記録をつける(感情や出来事のメモ)
→ キレられた内容・状況を客観的にメモすることで、自分の気持ちの整理になる。
→ 証拠として使えるケースも(DV・モラハラなどに発展する場合)
5. 自分を責めないでいい
→ 相手が怒るのは、あなたのせいではありません。
→ 合理的に話し合えない相手に、無理して分かってもらおうとしなくて大丈夫。
特に、親・配偶者・兄弟姉妹など、距離が近くて逃げられない関係ほど、そのストレスは大きくなりがちです。すぐ側に相談できる人がいなければ、紙に気持ちを書きだすことも有効だと思います。
何度かオンラインのクンセリングもやったことがありましたが、対面(Zoomなど)で画面越しに顔を見ながら話すものもあれば、メールで話を聞いてもらうサービスもありました。


今は色んなサービスがありますが、とある認知行動療法のサービスを見つけ、「自分の考え方のクセをなおせるのでは?」と申し込んだこともありました。しかし、カウンセリング予定いっぱいで希望日が無かったり、笑顔が全くない方に当たってしまったこともあるので、合う合わないは出てくるかもしれません。
せっかくカウンセリングを利用するなら気軽に申し込めた方が良いですよね?(涙)
親しい家族だからこそ、悩んで辛くなってしまうことはたくさんあると思いますが、自分も頑張っている・我慢しすぎなくていい…と思えるようになりました。