退職をしたかった本音
パート勤務を続けていた私が、仕事を辞めようかと真剣に考えるようになったのは、夏の暑さの中で働くことが苦痛になった事や、もっと自由な時間が欲しかった事、保育から離れたかった事があります。
保育園なので晴れていれば戸外で遊びます。年々夏の暑さが厳しくなっている状況……。日差しがじりじりと肌に刺さるようで、少しの時間でも外にいると体力が奪われます。
冷感グッズも活用しながらでしたが、保育園で小さな子どもたちを抱っこする・追いかける…を繰り返すのは、かわいいけれど大変でした。
夏が近づくたびに気が重かったです。
勤務時間は短いものの、帰宅後には家の用事が待っていて、けっきょく自分の時間がほとんど取れない。心のどこかで「もっと趣味を楽しんだり、自分のための時間を持ちたい」と思い続けていました。
家族が体調を崩したりと、大変な時には長期の休みもとれる職場でしたが、当番や書類の担当のことも考えると気軽には休めず、申し訳ない気持ちがありました。ケガや体の不調は想定外の事ですから、何かあればお互い様だとは思いますが、気を張ってばかりでした。
さらに正直な気持ちをいうと、土日は家の用事で動くことが多かったので、「たまににでいいから平日にも休んでゆっくりしたい…」と思っていました。
さらに、婚活が思うように進まない辛さもある中での保育の仕事が、とても苦痛に感じるようになってしまいました。
「お付き合いは焦っても仕方がない。自分のタイミングでご縁がある。」「子ども達への関わり方はきっと将来役に立つ。」…と思いながらも、「子どもたちと関われるのは楽しいが、自分の家庭も持てていないのになんだか切なくなる…。」…とよく考えこんでいました。
悩みだすとずっと頭も胸もモヤモヤしっぱなし…。気にしすぎる性格はすぐには変えられないんです…。
両親の反応
私が退職の意向を話したとき、両親は心配してくれました。「確実に収入が得られる仕事を辞めるのは大丈夫なのか?」という現実的な懸念は当たり前です。収入が減ることについてはしっかりと指摘されました。でも、家のことを心配してくれているのも感じられ、「家のことはなんとかなるから、好きな仕事をわざわざ辞めなくてもいいんじゃない?」という話もされました。
辞めたい本音を全て打ち明けたわけではなく、在宅の仕事にして自由な時間を持ちたい事と挑戦したい仕事があることを話したのですが、結局、最終的には「あなたがやりたいようにやればいいよ」と応援してくれました。
ちなみにアフィリエイトで稼げることを知った4年前。
この手段を説明をして隙間時間に挑戦したいと告げたときには…
母「無理だよ。やめときな!(笑)」
ウオン!即却下
(内緒で進めたろ)
その半年後、とあるブログのアフィリエイト記事を見て…
母「あんたもこういうのやってみれば(笑)」
……そーねーぇーー(棒読み)
半年前にこの話した時、分かってなかったのねぇ~
言葉での説明だけじゃ納得できんわな
姉妹の反応
妹からは、今までの収入が止まってしまうことへの心配と、家だからこそ「自分の時間がさらに取りにくくなるんじゃない?」と懸念を示してくれました。家事と仕事の時間をしっかりと分けることができるかという指摘は、確かにその通りだと感じました。
実際そうなりましたね…(涙)
家の事優先しまくりで、まとまった時間がとれん!!
さらに、姉妹は「本業でしっかり稼ぎながら、副業でブログとかをやるのはどう?」というアイデアも提案してくれました。たしかに、今の収入を失うことなく、少しずつ新しいことに挑戦する方法としては有効だなと思いました。
ただ、外に出て働く事が辛かった私はやはり退職の意思が強いという事を改めて伝えました。
甘い考えでしたが、退職後はすぐに開業届を出そうと考えており、雇用保険の受給についてはあまり考えていませんでした。すぐに収益が入るか分からない状態なら、雇用保険も受けながら就職活動も同時進行でやったほうが安心なのでは?と指摘してくれました。
退職後の生活
家族それぞれが私の退職について心配しつつも、自分なりに応援してくれたことに感謝しています。
在宅ワークをしていると、家にいるからこそ家族からの頼まれ事や家事の手伝いに応じる機会が増えてきます。 「○○やらないと…」「買い物に行って○○も済ませて…」という声を聞いてそれなら手伝わないと…と焦ったり。
家事分担はしていましたが、腕を痛めている母に無理はさせられないと、買い物にもよく行っていました。
想像以上に自分の仕事の時間が確保できなくなり、結果として計画に遅れがでていました。気づけば「働いている時間よりも家事にかかる時間が長くなっている」と感じる日が多かったです。
実家暮らしで今まで頼ってきた部分がありましたが、いざ家事をやると十分にできていなかったり、やり方が違う事を指摘されて落ち込んだり…。 改善するために言ってくれているので感謝…なんだが。
…………「自分のやり方で大丈夫だよ!」のお言葉の後にコレ(涙)
へこむ…
主婦のプロのお言葉だし、実際できていないので学ばないといけません!!
在宅で働くことの難しさもいろんな方からの体験談を聞いて知っていたつもりでしたが、ここまで時間が取れないとは正直思っていませんでした。(マジで)
考え方のクセを直さないとずっとこのままだと思い、やるべきことを明確にして、自分の時間確保が課題です。