アンティルドーン|映画感想(ネタバレあり)

ホラー映画

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夏といえばホラーと、いうことで8月1日公開の映画。アンティルドーン。観てきました。
原作は人気ゲームだったそうですが私は紹介動画で見たことがある程度。ゲームは、雪山の山荘に集まった男女が殺人鬼や怪物に襲われるストーリー。どの選択をするかで、結末が変わっていくものですが、今回の映画とは別物で観た方が良いですね。
山荘で襲われる・異形の怪物が出てくる・怪しい医者が出てくるところは同じですが、タイムループはしません。

※ネタバレも含みますのでダメな方はごめんなさい。

笹菜

記事の最後には動画もあるので、良ければ見ていって下さい。

目次

ストーリー

一年前に行方不明になった姉を探して、とあるガソリンスタンドにやって来たクローバーと友人たち。
ガソリンスタンドで山荘(観光案内所)の情報を聞き、嵐の中ようやくたどりつくとその場所だけ雨が降っていないという不思議な現象が。
山荘に人影はなく、台帳を開くと姉の名前が何行にもわたって綴られている。えっ?何度も来ているの?
別の部屋では行方不明の人たちの写真が壁一面に貼られておりこちらも不気味。

そして日が落ちると謎の砂時計が動き出し、謎の怪物や怪異が襲ってきます。
一夜目はジェイソンみたいな大男により全員惨殺。するとまた殺される前へと時が戻ってしまい動揺するメンバー。
台帳には自分たちのサインもさらに増えていた。
死んだらやり直しというタイムループものですが、2回目3回目と、全く同じ出来事が起こるわけではなく、死んで戻るたびに違う出来事が発生。
何とか助かる方法を探ろうとするも、霊感の強い女の子が憑依されたり、ミイラのような老婆が出できたり。さらにんは水を飲むと体が吹っ飛ばされたり。
どんどん難易度も上がっていくうえ、体に異変は出てくる。
途中仲間割れも起こりますが、みんなで情報を集めて生き残る道を探します。
襲ってきた老婆が話した意味深な言葉や、砂時計の時間から「夜明けまで生き延びよう」と頑張ります。

調べていくうちに、過去に炭鉱事故があった事。怪しい医者…ドクターヒルが、人の肉を食べた末に怪物化する「ウェンディゴ」に関して実験をしていた、という事も残された資料から分かりました。
13回までしか生き返れないのは人間からウェンディゴになるまでの期間??だったかな?そして、この夜から抜ける為には、一人を殺さなければならない…という条件まで?

ドクターヒルから姉に会えると言われ一人森に向かうクローバーでしたが、ようやく会えた姉はウェンディゴ化していたのでした。
そして次に気が付くと、なんといつの間にか13回目だったという事実を台帳に書かれたサインを見て知り、一同ビックリ。
一同…。あれ?霊感のあるミーガンがいない!
記憶が抜けていた時の様子は動画の記録を見返すことで分かったのですが、そこでミーガンはドクターヒルの後をつけるという言葉を残し山荘を出て行ていました。

「皆で生き残れる道を」と決意を固め、襲ってくる怪物をかわしたり撃退しながら炭鉱を進むクローバー達。
そしてドクターヒルと対峙して、この場所(空間?)がどういうものか?という話を聞きます。

なんとか撃退して、砂時計の落ちきる直前。襲ってくる怪物たちから逃げ出し、朝を迎えることができたのでした。

たくさん感じた疑問点

こういうことが起こるだろうなぁ、と言う予想もつくのですが、ジャンプスケアも満載なので恐怖というより音で驚くことがとにかく多い
切られたり、ふっとばされたり、グロさはなかなかでした。
既にホームページや予告で紹介されていたり、事前情報の多い映画だなと思っていましたが、最初に登場する怪しい医者なんかはすぐわかりました。

主人公達。やり直し3回目にはそんなにうろたえてないので、そんなに早く順応できるもの?と不思議でした。
仲間同士でもめることは想定できたけれど、意見が合わない後ろからドーン。大怪我で動けなくする。やり直しで復活したとしても冷静に一緒に行動できるものか…?

やり直しは13回まで。体は弱っていく。…という設定があるのに、なんかいきなり飛んでました。13回!
最後のチャンスなんだってー。いないきなり省略??
タイムループだからこそ、大変な目に遭いながらもヒントを探していくのかと思いましたが。

そして最終夜。
みんなで必死に逃げたり戦ったりするのですが、「弱っている設定どこいった?」と言う程に走る走る。あれっと笑ってしまいました。

この最終日の直前。主人公の親友、ミーガンが一人生き残って、山荘を出ていくドクターヒルを追跡するシーンがあるのですが。そのあと生き返った主人公達の側にミーガンはいません。死んで戻ると毎回いる場所は同じはずなのに、なぜ山荘にいないのか?
追跡中に捕まったまま朝を迎えてる、または殺された?ということなのか?ここが分からなかった。

最後にドクターヒルとクローバーが対峙する場面で、この世界?空間は、君の精神が影響していて、と語っていましたが…。魔女や破裂現象など。タイムループに関しては謎のままだしこの辺りよく分からない設定だな…と感じました。

モヤっとした部分が正直かなり、多かったのかもしれない。
ゾゾゾ〜としたこわさより、化け物がドーンというドキドキハラハラした体験はできる映画だと思いました。

おまけの子話

楽しみに出かけたはずが、実は私の大失敗から必要以上の恐怖体験をしてしまいました。
余裕を持って出発したはずが、工事渋滞があり、スクリーンに入ったのがちょうど映画開始のタイミング。
真っ暗なうえ不穏なBGMに大きな音。女性が必死に何かから逃げている。

座席に向かいたくても、急に真っ暗な空間に突入した為、階段の誘導灯しか見えない状態。

しかもこの時、後ろのほうの席をとってしまったため、映画の大きな音にびくびくしながら自分の席を探しました。

笹菜

こわい!こわい!こわい!

全方向の暗闇から何か出て来るんじゃないかと怖くてしょうがなかった。必要以上の恐怖体験になりました。

内容ほぼこの記事と同じですが、動画にもしてみたので良かったら見てください。

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